【まいど!かなえ 2013年10月8日(火)】

 
 
 
 
【まいど!かなえ 2013年10月8日(火)】

昨日は朝から越前市でご挨拶回りをした後に、台風18号で孤立状態が続いている常神半島へ石橋福井県議と小堀若狭町議とお邪魔しました。

常神半島においては、一般県道常神三方線という道路が唯一の道路で迂回路がありません。その唯一の道路が台風18号で土砂崩れで寸断され、小川、神子、常神という3集落約500人が未だに孤立状態になっています。船舶による代替輸送を若狭町が行っていますが、ご高齢の方は船にすら乗れません。また、天候が悪ければ船も欠航してしまいます。山間部に歩行迂回路を作っていますが、山道を20分あまりも歩かねばなりません。急に病気になった場合どうしたらいいのかと大変心配されておられました。

この地域の生活の糧は漁と民宿ですが、漁にもなかなか出られず、民宿もこの1ヶ月間お客さんを受け入れられない状態で、収入もないとのこと。今はアオリイカのシーズンで例年であれば観光客も多い時期だそうです。

3集落の皆様から「何度も孤立状態に陥っている。なんとか抜本的な対策としてトンネルをお願いしたい」等々強いご要請を頂きました。

その後、若狭町長から三方五湖の関係その他の要望を受けました。

とにかく、一刻も早く土砂崩れした箇所に仮設橋を設置する工事を完了し、孤立状態を解消しなければなりません。

その上で速やかに本格復旧に取りかかれるよう、福井県とも連携しながら、全力で取り組んで参りたいと思います。