【まいど!かなえ 2014年8月11日(月)@その1】

【まいど!かなえ 2014年8月11日(月)@その1】

台風11号により、関西でも被害がありました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。和歌山や奈良で警報が出るたびに、紀伊半島豪雨災害が心配されます。他方、兵庫県内では床下浸水が数多く報告されています。しっかり実態を把握し、対応して参りたいと思います。

今日は滋賀県野洲市へ。昨年の台風18号では大きな被害がありましたが、今回は昨年ほどの大きな被害はなく、山仲市長から、野洲市の市民生活相談課の取組や発達障害支援センター等についてお話を伺いました。

野洲市の市民生活相談課の相談機能は本当に凄いです!

市長いわく、一人を助けられない制度は誰も助けられないとの認識にたち、あらゆる市民の相談を市民生活相談課を窓口にして市役所全体がワンストップで対応しています。

相談実績は年間約900件、契約トラブル解決による被害救済額が約1億円等、相談がいかに費用対効果があるか見える化しています。また、税金滞納者には、まずはこの相談窓口に来てもらって、払えない状況から丁寧にお話を伺うというアプローチをとっています。

その他、野洲市では、内閣府の就労促進のための支援事業アクションプランを活用し、生活支援と就労支援を一体に行っており、昨年度145人が就職できたそうです。

このような市民からの相談に基づき、野洲市では発達障害のある子どもへの支援を独自に充実させ、学童保育でも医療的ケアの必要な障害のある子どもを含め待機ゼロです。

野洲市市民生活相談課には、消費生活相談員の生水裕実さんがおられます。消費者庁設置法の審議の際には参考人として来ていただきました。その時、多重債務
で苦しむ方々に対する対応ぶりを伺い、生水さんのような相談員の方が沢山いればどれだけ多くの人が救われるかと感動したことを覚えています。

今日、久しぶりにお会いでき、山仲市長の下、職員の皆さんと一体となって生活困窮者に対応しているお話を伺い、更に感動しました。

豊中市社会福祉協議会の取組も素晴らしいですが、野洲市も凄いです。是非とも全国で、野洲市や豊中市のように、生活困窮者に寄り添う形で来年4月から生活困窮者自立支援法が実現できるよう、地方議員の皆さんとともに頑張ります!

野洲市の山仲市長はじめ市役所の皆様、梶山、矢野両市会議員、今日は本当にお世話になりました。ありがとうございました。