愛知県中央児童・障害者相談センター「新生児里親委託」


荒木清寛 政審会長が、先日視察した愛知県中央児童・障害者相談センター「新生児里親委託」等について参議院予算委員会で取り上げてくださいました。本当にありがとうございます。関連記事と関連書籍をご紹介します。

◎書籍 「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす 愛知方式がつないだ命  
      光文社新書  矢満田篤二・萬屋育子 共著 
◎関連記事
里親、養子縁組の普及を 公明新聞:2015年3月19日(木)付

質問する荒木氏=18日 参院予算委質問する荒木氏=18日 参院予算委
参院予算委で荒木氏
 参院予算委員会は18日、2015年度予算案に関する一般質疑を行い、公明党の荒木清寛参院政策審議会長が、虐待などで実の親による養育が困難な子どものために、家庭的な社会的養護の推進を訴えた。

 この中で荒木氏は、実親子関係に準じる「特別養子縁組」を前提として、新生児を里親に委託する愛知県の取り組みを紹介。早い段階での委託は「望まない妊娠による出産で養育できないなど、保護者の意思が明確な場合に有効だ」として、各地での推進を求めた。塩崎恭久厚生労働相は、15年度に新生児段階の委託の詳細な実態調査を行うと説明し、「その結果を踏まえ検討する」と答えた。
また荒木氏は、養子縁組を希望する里親には現在、義務付けのない研修受講の義務化を提案した。併せて、特別養子縁組の成立に必要となる6カ月以上の監護(子どもの監督・保護)期間について、法律上の子ではないため「育児休業の取得が困難だ」と指摘。養子縁組をしない「養育里親」も含めて育休を認めるよう主張した。塩崎厚労相は、育児・介護休業法の見直しに関して研究会が現在開かれているとして、その中で「検討していく」と述べた。