8名の先輩方

いよいよ衆議院解散。31日の投開票目指して、一瀉千里に戦いきってまいります。
衆議院解散により、今回我が党から8名の方が勇退されることとなりました。
井上義久副代表とは、第7回「日中与党交流協議会」にてご一緒させていただきました。また、東日本大震災復興加速化本部の岩手県担当として、この間、様々な場面でご指導いただきました。何より公明新聞記者ご出身のため、論旨に切れとわかりやすいお話で、話した言葉がそのまま記事になる。何回やってもなかなかできないことで、この点が一番深く印象に残っています。本当にありがとうございました。
 
 石田祝稔副代表には、5年超の政務調査会長時代に様々な場面で助けていただきました。こまめに情報共有して下さり、就職氷河期世代支援策や全世代型社会保障等のとりまとめに当たっては大きな後押しをいただきました。また、「孤独・孤立の問題はとても大事な問題で、必ずやってもらいたいと」とずっと前からお話しを頂いており、今年2月に公明党社会的孤立防止対策本部を立ち上げた際には、本部長として提言をとりまとめることができました。必ずこの提言をもとに、誰も孤立させない、ひとりぼっちを作らないれをカタチにしてまいります。大学院卒のご経歴にもあらわれていますがもの凄い読書家で、「やーもっちゃん、この本 読んだ?」と教えていただく事も多かったです。本当にありがとうございました。
 太田昭宏議長は京都大学の先輩であり、初当選の頃より様々ご指導を賜りました。足立新田高校への視察、北区の学校ビオトープの視察、足立区おいしい給食の視察、公共交通機関でのベビーカーの利用の促進、住宅セーフティネット政策の推進など本当に様々な施策をご一緒させて頂きました。本当に心強い先輩です。夏の暑い参議院議員選挙における街頭演説での大獅子吼はずっと心に残っております。本当にありがとうございました。
 富田茂之さんは長年にわたり、公明党文部科学施策の中心者で、教育基本法改正や学校施設の耐震化などでご一緒いただきました。特に教育委員会制度の見直しに当たって設置された与党WTでご一緒させていただいた時のことは大変深く記憶に残っております。正義感にあふれ、舌鋒鋭く、忌憚ない意見を述べられる冨田さんの姿は忘れられません。本当にありがとうございました。
 江田康幸さんとは、政調部会役員会でも中央幹事会でもお隣で仲良くさせていただきました。なかなか病名もつかず、支援がうけられない難病患者さんたちの声に耳を傾けながら、難病対策に心血注いでおられる姿が大変印象に残っております。また、血液の研究者として造血幹細胞移植推進法の際には熱心に勉強会にご参加ただき、成立に向けてもご尽力いただきました。本当にありがとうございました。
 太田昌孝さんとは地元・福井の会合でご一緒させていただきました。2019年の台風19号による長野県の豪雨災害や2018年の福井県の豪雪災害など災害対応において力を合わせて必要な支援の手立てに走り回ったことを覚えております。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームでもご一緒させていただきました。本当にお疲れ様でした。
 
 高木美智代さんは新型コロナ対策のみならず、社会保障制度、障がい者支援等様々な分野で奮闘されてこられました。コロナが長期化する中、一番しんどい思いをしている生活困窮者支援について、この間、何度も何度も官邸や厚生労働省に提言を一緒に持って行きました。中でも、緊急小口資金等の特例貸付の償還免除について、生活再建を最優先に住民税非課税であれば一括償還免除すべきと孤軍奮闘して戦っているときに、真っ先に「そうよね、おかしいわよね!」と一緒に戦って下さり、厚労委員会で質問して下さったご恩は忘れません。本当にありがとうございました。 
 桝屋敬悟さんとは、部会等で「ハブとマングース」の戦いといわれるように激しく意見を戦わせることが多々有りました。おかげで頭でっかちではなく、現場の状況をしっかりと把握して発言するという習性を身につけることができました。公明党ワクチン接種対策本部の事務局長として、最後の最後まで全国において円滑なワクチン接種完了目指して、地方議員や現場等からの様々なご意見に真摯に応えておられる姿にただただ頭が下がる思いでいっぱいです。これから部会等であの独特な桝屋節が聞けなくなるのは寂しい限りです。本当にありがとうございました。
8名もの先輩が一気に勇退される影響はとても大きいですが、先輩たちから教えて頂いたことをしっかり胸に刻みながら、全力で頑張ってまいります。本当にありがとうございました。
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