リハビリの重要性


福井県へ。
 西本福井県議と桶谷越前市議とともに、福井県内で介護事業所を運営しておられる「ほっとリハビリシステムズ」の社長で、日本理学療法士協会の理事を務めておられる松井一人社長のご協力と、利用者の方とご家族の方々のご理解を得て、在宅におけるリハビリの現場を視察させていただきました。
 利用者の女性は、脳梗塞で入院した後、自宅に戻り、約1年。寝たきり状態だったそうですが、週2回の理学療法士によるリハビリを自宅でマンツーマンで受けることにより、寝返り、起き上がり、立ち上がりが介助なくしてできるようになったそうです。退院時には「ずっとオムツです」ー--そういわれてあきらめていたそうですが、リハビリによって、できることが一つ一つ増え、今は、「助けなしにトイレにいきたい」「自分の力で台所まで歩きいていきたい」という目標をもって頑張っておられます。
 本日、リハビリの現場を視察させていただき、利用者さんのお声を直接聞かせていただいて、利用者の願いに寄り添う理学療法士によるリハビリの凄さを実感しました。
 今後、高齢化が進む中、さらにリハビリに対するニーズは高まっていますが、訪問リハビリ事業所がない市町村は全体の4割以上にものぼります。全国で必要な方に必要な量提供できる体制整備に取り組んでいかねばならないー--そう痛感いたしました。全力で頑張ってまいります。